融資

融資とひとくちに言っても様々な制度があります。国の金融機関である日本政策金融公庫の融資制度、山梨県が制度化している融資、信用保証協会の保証制度、金融機関の独自(プロパー)融資など。
商工会議所では、相談者の希望や経営の状況、借入の状況、資金の目的など総合的に判断し、最適な融資性を提案、あっせんしております。

ご相談の際は、以下の書類をお持ちなって、窓口までお越しください。

  • 直近の決算書2期分
  • 現在の借入の返済予定表(もしくは借入額、残高、毎月の返済額がわかるものでも良いです)

融資制度紹介

マル経融資

(小規模事業者経営改善資金)

商工会議所の経営指導を受けている小規模事業者の商工業者が、経営改善に必要な資金を低利で無担保・無保証人でご利用できる制度です。金利は、富士吉田市の利子補給の対象となるため、実質金利はさらに安くご利用いただけます。

山梨県商工業振興資金融資

県と金融機関が協調して、原則として県信用保証協会の保証をつけて中小企業向けの融資を行います。
県が制度を定め、融資原資の一部を県が預託することにより、中小企業の皆様に低利率・固定、長期の資金を融資する仕組みとなっています。金融機関にお申し込みいただき、金融機関と県信用保証協会の審査の後、融資が実行されます。

創業者向け融資

融資の可否の判断は、継続されている事業者については、過去の決算で判断されるのが原則ですが、創業者は過去の事業の実績が無いので、起業する事業に関わる経験と創業計画によって評価されるのが一般的です。
また、最近は創業融資制度における自己資金の割合要件も下げられてきていますが、起業に向けて準備をどれだけ行ってきたかの尺度にもなるので、ある程度の自己資金の準備は必要です。

創業向け融資制度

新規開業資金

(日本政策金融公庫)

新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方を対象とした融資で、申込には創業計画書が必要になります。また、女性や若者、シニアの方や廃業等からの再チャレンジには金利などが優遇されたメニューもあります。

起業家支援融資

山梨県商工業振興資金融資のメニューのひとつで、新規に事業を始めようとする方、または開業後5年未満の方がご利用いただけます。女性・若者・シニアの場合は、女性・若者・シニア支援枠、県内に移住後5年を経過していない場合は、移住者支援枠の対象となり金利が優遇されます。